買いたい

不動産の購入、どう進めればいい？

◆    資金計画

不動産購入では、土地、建物の資金だけでなくさまざまな費用が掛かってきます。

諸費用の金額は、新築の場合売買価格の５〜１０％前後、中古物件で１０〜２０％

かかると言われています。

中古物件の場合はリフォーム費用も諸経費にプラスして想定しないといけません。

（１平米：１０〜１５万円）

主な諸費用は以下の４項目になります。

◼︎頭金（手付金など）

◼︎税金（取得税・登録免許税など）

◼︎保険（火災保険など）

◼︎仲介手数料・各種手数料（司法書士報酬・銀行手数料など）

不動産購入後は、固定資産税や修繕費用などの支出があるほか、固定金利のローン

以外は将来金利が上昇して返済額が増えるリスクがあります。こうした出費がある

ことを理解して、住宅ローンを無理なく返済できるように資金計画を立てることが

大切です。

◆    物件選び

マイホームは一度購入すると賃貸のように引っ越しができなくなります。そのた

め、長く・快適に住み続けられる場所でマイホームを購入することが重要です。

マイホームを探している方は、小中学校などの教育施設の場所や通学路、商業施設

や医療施設が充実しているのかを前提にしている方が多いと思います。

そのほかに、気をつけていただきたいのが方角です。

人気がある日当たりの良い南向きの住宅ですが、将来周りに高い建物が建ってしま

い日陰になるリスクあったり、太陽光が直接当たることで家具や床など部屋の中の

ものが傷みやすくなったりと方角によるメリット、デメリットを確認することも

大事です。

戸建てorマンション？新築or中古？ メリット・デメリットを確認しよう。

◆   災害リスク

沖縄では台風が毎年のように発生しますが、台風以外に近年自然災害が頻発し、

洪水や土砂災害の被害が多くなっています。

希望するエリアで、災害の発生リスクがわかる資料を市区町村などで公表してい

ます。ハザードマップなどを事前に確認しておくことはこれからの不動産選びでは

大事になってきます。参考：北谷町のハザードマップ

◆   契約時の注意点・確認すること

不動産を購入する際は、売主と買主の間で契約が行われます。

契約内容をよく読まなかったりすると後々トラブルに繋がっているしまう可能性

もあります。

大きな金額の契約になりますので、注意点をしっかり押さえておきましょう。

主な注意点以下の４項目になります。

◼︎契約前に行う重要事項説明

◼︎契約の解除方法について（手付金解除ができる期間・融資利用時について）

◼︎契約不適合責任について（目的のことが達成できなくなった場合など）

◼︎契約前に確認すること（契約不適合責任について・引き渡し時期）

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